日本食でのおもてなし
ここのところ、立て続けにインド人とパキスタン人の友達にそれぞれ別に日本食を作ったのですが、「日本食を作って♪」と言われたときには何を作ったらいいのかなかなか悩み深いところです。
台湾や韓国など、比較的日本に近い東アジアのエリアからの留学生の場合、「Aki、たこやき作れる?」とか「きしめん食べたいんだよね、薄味の。」とか妙にピンポイントなリクエストを受けることもありますが、基本的には「日本食=寿司」という図式が世界中広く成り立っているようです。ということなので、今回も巻き寿司と稲荷寿司、枝豆に味噌汁、食後は抹茶入り煎茶といったアメリカでの日本食の大定番のところを持っていきました。大体皆巻き寿司や握り寿司は見たことがあっても、意外に稲荷寿司は知らなかったりしますが、結構受けは良いです。特にお子さんがいるところに持っていくときは甘い稲荷寿司は子供受けが良いです。私は関東人なので、お稲荷さんの中は原則白い酢飯なのですが、関西スタイルで中に色々具材を入れてみても良いかもしれません。(ちらし寿司の素を使うと楽です。)大人が多い場合には、スナック感覚で食べられる一口サイズの手まり寿司なども受けが良いです。新鮮な魚というとBaltimoreではサーモンぐらいしか手に入らない+サーモンは結構高いのが難点ですが・・・。煮物系も結構万人受けがいいのですが、今までのところお蕎麦は東アジア人以外には微妙な反応のことが多かったです。
また、宗教やその他の信条、アレルギーなどで食べられない物があったりします。ベジタリアンの人でも魚の出汁はOKという人が結構多いので、そういう場合はかつおだしがOKですが、それもNGの場合は昆布だしに切り替えたりしています。日本でお金がない時に良く作っていた肉なし肉じゃが(お肉抜きでいかにお肉の質感とこくを出すかがポイント)の技術がここにきて役立ったりします。
日曜日は仲良しのインド人のSとCから「日本食作ってみたい」とのリクエストを受け、まきすと酢飯、中に入れる具材(きゅうりやかにかま等)を持ってSとCの家に行ってきました。(SとCはルームシェアをしています。)Sはお肉やお魚を食べるのですが、Cはベジタリアンのため、それぞれ自分の入れたい食材を選んでもらって、いざ巻き巻き・・・なかなか難しいようです。とはいえ、出来上がったお寿司に2人とも満足なようで何より。料理好きのS(彼女の作ったインド料理はすごくおいしい!)は細かくレシピをメモし、自分で作ったお寿司の写真を撮っていました。
月曜日はパキスタン人のIとSの夫妻の元に寿司セット4人前を『出前』してきました。ものすごく可愛い娘さんL(6歳)とN(5歳)は、ニコニコとお寿司を食べてくれました。Lちゃんは通っている幼稚園に日本人の子がいるらしく、巻き寿司は食べたことがあるそうです。Nちゃんもえだまめの食べ方をマスターしてご満悦。2人とも箸にはトライしたものの、なかなか難しい様子・・・デモンストレーション?で、枝豆や小さな食材を箸で持ち上げて見せたら、ものすごく尊敬?の眼差しで見つめられました・・・。
将来は外交官になりたいというLちゃんと女優になりたいというNちゃん、初めて会ったのはMPHのクラスが始まったばかりのころなのですが、1年でずいぶん大きくなりました。Lちゃんはものすごくしっかりした英語を話すようになりました。子供の成長と吸収力の高さはうらやましい限りです。1年前はあまり何を言っているかはっきりしていなかったNちゃんは近頃は「akiは結婚していないの?さびしくないの?」とか直球な質問を投げかけてくるのですが、Lちゃんは「だめ、そういうことは聞いちゃいけないの」とNちゃんをたしなめたりしています。5歳児に心配され、6歳児に配慮される31歳としてはかなり複雑な心境です。
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